「TAD >> 準備」
TADの操作を行うために利用する実身を新しく作成します。
基本文章編集用の原紙を引っ張り出してきて、名前を「TAD実験文章」とします。
実身を開いて表示を「原稿モード」にし表示されているデータをすべて消します。
これで基本文章編集の付箋と基本印刷の付箋が付いただけの実身の出来上がり。
適当な文字を入力して保存してください。
TADはどのようなファイルなのかを説明します。
まずTADはレコードで分かれています。
今回の実身では
- リンクレコード
- TAD主レコード
- 実行機能付箋レコード
- 実身機能付箋レコード
の4つに分かれています。
超漢字はご存知ネットワーク構造なので、リンクレコードにはリンクに関する情報が入っています。今回は無視。
TAD主レコードに先ほど入力した文字列の情報が入っています。
2つある実行機能付箋レコードには、基本文章編集と基本印刷の付箋データ。今回は無視。
このことからわかるように、TADに入力した文章を読み出したい場合はTAD主レコードの情報を引っ張り出してくればいいことになります。
そしてTAD主レコードの情報は、セグメントにより細かく分かれています。
セグメントはHTMLのタグやXMLのようなものだと思っていただければいいと思います。
それでは次回からは実際に文字の情報を読み出して、ウィンドウ上に表示させてみましょう。
-------------------- メモ --------------------
ほかにも多数のレコードが定義されています。
TAD詳細仕様書
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