「このままでは良くない。Linux導入。悪戦苦闘」
しばらくの間凍結していて、マイクロスクリプトでちょっとしたプログラムを作っていましたが、やっぱりC/C++で作ってみたくて再開。
セルフ開発をやめて
クロス開発環境を選択。
クロス開発するために選んだのは
VineLinux。やっぱり超漢字開発には日本語環境がしっかりしていないとね♪
とはいったものの、私はLinux初心者なので悪戦苦闘の日々が続きました…
そのまえに、私が所有している機材は
- NEC VersaPro VA60J
- emachines 667(多分合ってる)
です。
NECのノートパソコンにWindowsMeと超漢字4がデュアルインストールされてます。
どちらも性能は余りいいものではないです。(PenIII 600MHz/Celeron 667MHz)
emachinesにVineLinuxをインストールします。
まず、VineLinuxですが、LinuxJapan(2002年7月号)のCD-ROMにあったVineLinux 2.5 for Intelを選択。
現在では2.6があるそうですが、やり方は同じだと思います。多分ね。
パソコンの電源を入れCD-ROMを入れるとインストール画面が立ち上がります。
パーティションの設定も良くわからないので、自動的に設定するに決定。[次へ]をポチポチ押していき、インストール作業が始まりました。
しかしまあLinuxのインストールって時間がかかりますね。お茶でも飲んでしばし待ちます。
(※面倒なので私はroot権限で作業しています。本当は一般ユーザーの方がいいらしいんだけど、超漢字開発にしかLinux使わないから気にしてません。)
インストール完了して早速起動。デスクトップ画面が現れました。
ここで問題が発生。昔、TurboLinuxをインストールした事があるのですが、そのときは画面上にホームディレクトリやCD-ROMのアイコンが現れていたんですけど、
VineLinuxは何もなし。どうするのかとあちこち探したら プログラム >> ファイルマネージャー を起動すればよいことが判明。無事に表示されました。
モジラを起動して開発者サイトへ行き、
- brightv.common.tar.gz
- brightv.linux.tar.gz
- gterm.tar.gz
を /usr/local/brightv にダウンロード。(brightvディレクトリは新しく作る)
ターミナルを起動します。
# cd /usr/local/brightv
# tar zxpf brightv.common.tar.gz
# tar zxpf brightv.linux.tar.gz
# cp -r /usr/local/brightv/tool/etc /usr/local/brightv
gterm.tar.gz を /usr/local/brightv/tool に移動して、
# cd /usr/local/brightv/tool
# tar zxpf gterm.tar.gz
# cp /usr/local/brightv/tool/gterm/linux/gterm /usr/local/brightv/etc
にてインストール完了。
次は環境設定。
/root ディレクトリ内にある .bashrc に
export BD=/usr/local/brightv
export GNUs=/usr
export GNU_BD=$BD/tool/gnu
export GNUi386=$GNU_BD/i386-unknown-gnu
を追加して保存。
保存したら一度ログアウトして再ログイン。
早速コンパイルしてみる。
# cd /usr/local/brightv/appl/sample1/pcat
# make
# cd ../../sample2/pcat
# make
# cd ../../tagsamp1/pcat
# make
# cd ../../tagsamp2/pcat
# make
全てエラーが発生せずにコンパイル完了。
悪戦苦闘しながら無事に開発環境をインストールする事ができました。
でもここで問題が発覚。
ノートパソコンにRS-232C端子が無いからどう転送しようか…
開発環境はインストールしてもプログラムはどう書けばよいのかわからない…
次回に続きます。
-------------------- メモ --------------------
VineLinuxで日本語入力をするには、[Shift]+[Space]を押す。
[半角/全角]や[ひらがな]や[CTRL]+[XFER]ではありませんので、ご注意ください(^^;
ホームディレクトリを開いても .bashrc や .cshrc が見当たらない場合は、 設定(S) >> 設定(P) を開き
「隠しファイルを見る」を選択。
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